光ファイバリボンには、光ファイバ同士が全面的に接着しているものや、間欠的に接着しているもの(間欠接着や間欠固定と呼ばれている)などがあります。図(1)はフジクラで採用している間欠接着型の Spider Web Ribbon® (SWR®)の構造図です。間欠接着型は、①多心一括融着接続が可能、②容易に単心光ファイバに分離することができる(工具不要)、③容易に変形することができるため高密度実装ができる(図(2))、といった特徴があります。現在の細径高密度光ファイバケーブルの多くで、間欠接着型が用いられています。